握り寿司

寿司は酢飯と魚介を組み合わせた日本の伝統的な料理である。寿司は生鮮の魚介に酢を使った「早寿司」と、魚介に米を加えて発酵させた「熟れ寿司」に大別される。「早寿司」とは、飯に酢を混ぜて酸味を作ったもので、1日ぐらい置いてから食べるものであった。それを客の前で握り、より早く食べさせたのが、握り寿司である。江戸の海で取れる魚を使ったことから、「江戸前寿司」とも呼ばれるようになった。現在の握り寿司(江戸前寿司)が誕生したのは、江戸時代の1810~1830年頃です。発明したのは江戸のすし職人、華屋與兵衛又は堺屋松五郎と言われいる。