ズワイガニは、日本海から北海道、オホーツク海、アラスカまで分布している。水深40~600mの泥底に生息し、漁場の水深は180~360mで、特に200mの等深線に沿った水温1~3℃の海底に生息する。漁期は11月から翌年3月まで。オスは甲羅の幅が約15cm、メスは7~8cmです。地方によって呼び名が異なり、オスは松葉ガニや越前ガニ、メスはセイコガニやコウバコガニという。寿司に使われるのは雄の足の部分です。肉質はしなやかで歯切れよく、カニが持つ独特の甘みが溢れだす一品です。
【ズワイガニの基本データ】
分類:十脚目ケセンガニ科ズワイガニ属
学名:Chionoecetes opilio (O. Fabricius,1788)
地方名:マツバガニ/コウバガニ(雌)(鳥取)、エチゼンガニ(福井県、石川県)、ヨシガニ、セイコ、アカコ、クロコ、ゼンマル、フタヨガニ、ワタガニ、モサガニ、セイコガニ(雌)、タラバガニ(山形県)、
由来:「ずわい」は、細くまっすぐな小枝を表す「楚(すわえ)」が変化したとされる。