江戸前寿司では海苔巻と言えば、かんぴょう巻きを指す。甘く煮たかんぴょうを芯にして巻く。パリパリ感のある海苔が湿気る前に、手早く巻くのが職人の腕の見せ所だ。他の巻物より大きく、1本を四つ切にする。かんぴょうの名産地である大阪・木津の名をとって、「木津巻き」と呼ぶこともある。
握り寿司と同様に、かんぴょうもシャリ(寿司飯)とのバランスが重要です。味の加減はもちろん、歯のあたりが柔らかく、そしてパリッとした海苔の歯ざわりと香りが一体となって初めてかんぴょう巻きのおいしさが完成する。
【干瓢の栄養】
かんぴょうに含まれる食物繊維には体内のビフィズス菌を増やす働きがあるため、便通がよくなるばかりか、体内の不純物を放出して大腸がんや肥満予防、その上ダイエット効果も期待できる。外見はかなり地味だが、海外セレブが知ったらきっとハマりそうなスーパーフードなのです。
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